ダッチオーブンでの塩釜といえば、鯛の塩釜とか牛タンを良くやるが、今回は良い牛もも肉の塊が手に入ったので、ローストビーフじゃなくて塩釜にしてみた。
作り方はいたって簡単である。卵白と塩を混ぜあわせて、食材を包んでダッチオーブンに入れて焼き上げるだけ。
そもそも、私が作るダッチオーブン飯なんかはどれもこれも簡単な訳だが、その中でも簡単度がすこぶる高く、見た目も派手で美味いので是非メニューに加えて欲しい。
鯛とか牛タン、今回のもも肉も良いし、ブタの三枚肉とか結構どんな食材にも合うんで色々とやってみると良い。
まずは下ごしらえ。
塩は手で握って塊が作れるぐらいでOK。500~600グラム程の塊なら2キロほどの塩とSサイズの卵白4つぐらいが目安だ。
塊の肉には、黒コショーとハーブの類をたっぷり目にすり込んで下ごしらえ完了。
ダッチオーブンにはアルミホイルなど敷いてから塩を盛った方が良い。塩が焼き付くとこびりついて掃除が結構大変になる。
今回は他にも、リクエストのローストチキンと丸鶏のお粥も準備。ダッチオーブンは最初にこうして準備しておけば、後は一杯やりながら出来上がりを待つだけである。
いつものごとく上火強めで焼き上げるだけ。時々蓋を開けてのぞいて、塩に焼色がついたら食べごろだ。
熱い間にカチコチになった塩を割って、表面に付いた塩をキッチンペーパーで丁寧に拭いて切り分けていただきますー。