自作のピザ窯、といっても、自分で作ったのではなく、知人が運営するキャンプ場の調理スペースの片隅にピザ窯があるというので、せっかくだからとひたすらピザをたっぷりと焼いてみた。
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ピザ窯で焼いたピザは美味しいのか?
ご覧の通りである。ピザ窯で焼いたピザはこの通りに極上のピザになる。
何枚か焼けば、焼き上がりは簡単にコントロール出来るようにはなるので、後は美味しい各素材が揃えば、美味しいピザに焼きあがるのは言うまでも無いだろう。
とりわけ、重要度の高いのはピザ生地じゃないかと思う。
この日は、スーパーで買ってきた、冷凍のピザ生地と小麦粉をこねて発酵させて作った生地と、二つを食べ比べて見たが、これまた言うまでもなく、小麦粉から発酵させて作った生地が、味から香り、全てにおいて絶品だったのは当然の結果だ。
生地をこねたり伸ばしたりも、子どもたちも加わって楽しめるのが、アウトドアでの窯焼きピザなんだろうなと思う。
簡単 ピザ生地のレシピ紹介
実は生地作りも全く難しくない話で、まずは、基本の作り方を覚えて、微調整して自分のオリジナルを完成させて欲しい。
材料 | 4~5枚分 |
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強力粉 | 500グラム |
薄力粉 | 100グラム |
ドライイースト | 10グラム |
オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1 |
ぬるま湯 | 300CC |
ボールに強力粉と薄力粉を振って合わせて、塩とドライイーストを入れ更に混ぜ合わせる。ここは割りと分量はしっかり守った方が良いと思う。
そこにオリーブオイルとぬるま湯を入れて合わせていって、水分が馴染んだらしっかりと手で合わせて表面が滑らかになったら35~40度で一時間ほど発酵。
発酵させるにアウトドアでは温度管理が難しいので、特に低温時にはクーラーボックスの中で温度調整したりすると良い。
生地を4~5等分して、濡れた手ぬぐいなどをかけて、更に20~30分ほど二次発酵。
後は生地を伸ばせば出来上がりだ。
アルミ箔に強力粉やオリーブオイルをひいて、生地を乗せ、そして具材をトッピングすれば後は焼くだけである。
ピザ窯の作り方を考える
実は、大阪の堺の隠れ家の中庭に、ピザ窯を手作りしてやろうかと友人たちを計画しており、今回のピザイベントは、使い勝手、ピザの焼き上がりを味わって見たく、ちょうどよかったという話でもあった。
その昔、シーカヤック屋をやっていた頃に店の前にピザ窯を作ったことがあったのだが、大枚はたいて沢山の耐火レンガを購入して作ったものの、大きすぎで温度が上がり辛い、大変な燃料喰いな窯に仕上がり、あまり出番もなかったという失敗作だった。
二度目のピザ窯は、そのあたりをクリアした、勝手の良いものにしたいと思っているのは当たり前なので、色んなピザ窯を見て歩きたい、出来れば実際に使ってみたいとチェックは日頃から欠かせないのである。