ジェットボイル

ジェットボイルの使い方

ジェットボイル

燃焼効率をあげる事であっという間にお湯を沸騰させる事が出来るとか、当時はまだ珍しかった動画などをプロモーションに使って、発売前から散々メディアが煽ってセンセーショナルな登場、私も含めて当時のアウトドアマンが皆飛びついたストーブがこのジェットボイルだ。

確かに、当時の他社のストーブと比べるとお湯が湧くのは早かったし、鍋とストーブが一体化してパッキングもスマートに出来る。

風にはちょっと弱いな、というのがあって、これはMSRのアルミの風防を一緒に持ち歩く事で割りとなんとかなった。見てくれは余り良くないが、この風防はコンパクトになるんでなかなか優れものだ。

当時から言われてた事は、ジェットボイルレシピ100とか作ったらおもろいよね、と言うぐらいこの独特の形状の鍋はあれこれ使い道に困る形状で、レシピも限られてた訳だ。

流石に後に色んなサイズの鍋が出てきた。他の鍋でも使えたらと思ったら専用のゴトクが登場。重いんよね、ジェットボイルは、という声に反応してチタンのセットも。

当時はツアーには何時も同行させていた、アウトドアの現場で酷使した道具の一つである。

ジェットボイルで調理

上記の通り、ジェットボイルの基本セットは細長い独特の形状なんで、レシピが限られてくる訳だ。湯沸かし専用ストーブなどと酷評する仲間も居たぐらいである。

この、1.5Lクッキングポットやフラックスリングフライパンなる鍋釜セットが出た時には、これがあったらレシピは無限に広がるなと思ったもので、もちろん、すぐに手に入れたものの、結局あんまり使わずじまい。

私自身のアウトドアでの遊びがアウトドアガイドに集約されてしまい、ミニマムなアウトドアな遊びからすっかり遠のいてしまったと言うのが理由の一つ。

ガイド業を引退して、最近また里山を徘徊したりするようになって、またジェットボイルを始めこういったミニマムな装備を求める様になってきた感がある。

新しい道具を眺めていると、ジェットボイルにしても新しくなっているし、MSRのリアクターとかプリムスのイータスパイダーなど最近のモデルも色々と面白そうなのがあれこれあるじゃないか。

とは言え、私などはもう極限などを求めてアウトドアする事は無いんで、まずは以前紹介したギガパワーストープや手持ちのジェットボイルなど持ちだして、コーヒーを煎れる所から楽しんでる次第だ。

>>> スノーピーク ギガパワーストーブ「地」

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