GERBER(ガーバー) とは
私などは完全にBUCK派だったため、ガーバーを手にするのはずっと後になってしまったが、バックのナイフと共に、アメリカのアウトドアナイフの両雄を担ったブランドがGERBER(ガーバー)である。
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80年代の終わりに、フィンランドのフィスカースに売却され、その頃から、マルチツールやチープなナイフに力を入れはじめ、それ以前のGERBERはコレクターズアイテムになってしまった感もある。
私がGERBERを使う様になるのは、90年になってからなので、既に質実剛健のフォールディングナイフが無くなってしまってからだった。
私のGERBERマルチツールの話
写真の私のGERBER(ガーバー) は、ハタチそこそこで大枚はたいて買った記憶があるんで、間違いなく、既に30年は使い続けてる愛用道具の一つだ。
マルチツールナイフと言うのが正しいのか?マルチツールなのか?という疑問をずっと持ち続けてる訳だが、ナイフとして使った記憶はあんまり無いけれど、ペンチとかドライバーにハサミとか活躍した場面は数知れず、なので、私的にはマルチツールなのかもしれないと思う。
シーカヤックツアーでは、カヤックのラダーワイヤーが切れてしまってビーチでの応急修理。もちろんこのガーバーが活躍したのは言うまでもない。
最新のモデルと比べたら無骨で重くてみたいな感は否めないものの、こういう道具って「使い続けてもう十年」みたいな自慢が多々入るんで、これからもまだまだ使い続ける訳だ。
ハサミの動きがちょっとバカになって来たんで修理したいなと思ってたりするものの、こんな昔のモデルでも修理を受け付けてくれるのかどうか?その辺りのメーカーとしての懐の大きさ具合も大いに気になる所だが、ガーバージャパンが見当たらないので修理は少々厳しいのかも知れない。
最悪、本国に送ったらなんとかなるな、と思う。
GERBER(ガーバー) ともう一つのマルチツールの雄がLEATHERMAN(レザーマン)だ。こちらも25年保証とか絶対の自信をもった製品を次々と出して、このジャンルのトップブランドへと成長したブランドだ。
もちろん所有してるんで、いずれまた紹介したいと思うが、レザーマンを入手したのはプロガイドになってからで、どちらのマルチツールを持ち出すかと言われれば、長年連れ添ったガーバーになってしまうのである。