バーベキューの炭の話

良い炭と悪い炭

良い炭と悪い炭と言うのがあるのか?みたいな感じの事を時々聞かれたりする訳だ。

あると言えばあるし無いと言えば無い。炭が無い時はそのあたり転がってる流木やら燃やして熾き火を作っても飯は出来る、自慢じゃないがその辺りは自信があったりする。

でも、炭を使える状況でどんな炭を使ってるの?と聞かれたら、やっぱりこだわりはあったりするのも本当だ。ホームセンターで売っている、マングローブとかを使った海外産の安い炭はまず使わない。

ちょっと以下の写真を見て欲しい。

良い炭と悪い炭

良い炭と悪い炭

ちょっと写真では分かりづらいかもしれないが、下のイメージの炭がストックまでして愛用している なら切炭 という物だ。上の物はホームセンターの数百円の代物。

言われたら、あーなるほどと思うだろうが、ホームセンターの炭って姿形もばらばら。安いんだからそれも仕方ない、と割りきって使ったりすることもあるが、更に酷評するならば、火持ちが一定じゃない。最後まで燃え尽きてくれない、無駄に炎が上がる炭。

お値段にして倍ぐらいの違い。その、なら切炭、炭屋へ行ったりするか通販でしか手に入らないし入手が面倒だけれど、特に直火で使う料理、それこそBBQなんかすると、出来上がりの味も変わってきたりするんで、やっぱり私はホームセンターの炭は使わない派である。

炭の種類

炭と言えば、備長炭、備長炭は使わないのか?やっぱり備長炭ですよね!と尋ねられたりもする。肉と言えば和牛、米と言えばコシヒカリ、酒と言えば純米大吟醸、みたいなブランド名みたいになっている感のある備長炭だが、備長炭一つとっても色々ランクがあって、名ばかりの備長炭も多いのも本当だ。

そもそも紀州備長炭という名前がある通り、紀州産のウバメガシを使った白炭が備長炭だったのが、今では樫を原料にして窯外消去法というあんまり知る必要もない作り方で作りさえすれば、備長炭を名乗っても良いという事実。

そもそも、紀州備長炭なんぞは我々の焚き火遊びでぼーぼーに火を付けて遊べるお値段じゃなし、あれは火付けも大変なのでアウトドア向けじゃ無いと言うのは断言しておこう。

炭一つとっても、私などは嫌いじゃないんで、あれこれ講釈はいくらでも付けれる話で、こだわれば色んな種類があるし知らない訳でも無い。だたねー、炭がどうのと人が語ってるのを見ると気持ち悪いんで、冒頭の様に答える訳だ。

良い炭と悪い炭と言うのがあるのか?と聞かれたら、あると言えばあるし無いと言えば無い。

そんな感じで十分じゃないだろうか。

でも、炭の専門店へは一度行って見ると良い。驚くほど、◯◯産の◯◯米よろしく、◯◯産の◯◯炭が並んでいる姿に驚く事間違いなしだ。

岩手切炭
時々こうして愛用の切炭をホームセンターでも見かけるが、安かろう良かろうが売りのハズのホームセンターで、楽天よりも1000円以上も高いという謎・・・?

何時も私はここで3ヶとか纏めて購入。まとめ買いで送料がお得になるのです。

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